Welcome
インフォメーション
国公立大 出願状況の中間集計が発表されました。
昨日31日、文部科学省は国公立大2次試験出願状況の中間集計を発表しました。1月27日の受付開始以降の出願者総数は、昨日31日午前10時現在、85,753人となっています。募集人員に対する志願倍率は、昨年同期と同じ0.9倍でした。
中間集計は、国立大82校394学部と、公立大のうち独自日程の国際教養大、新潟県立大を除く89校198学部が対象となりました。出願者の内訳は、国立65,077人(前期0.7倍、後期1.5倍)、公立20,676人(前期0.6倍、中期2.4倍、後期1.6倍)となっています。出願受付は2月5日までとなっています。
各大学の出願状況(1月31日午前10時現在)は下記のリンクをご覧ください。
大学入学共通テスト 方針修正が発表されました。国語は「センター」同様80分に、数学Ⅰ・Aは計画通り70分となります。
大学入試センターより、来年1月からの大学入学共通テストの国語と数学の出題方針を修正したことが発表されました。記述式問題の導入見送りを受けて、国数ともマークシート問題だけとなり、国語の試験時間は80分と20分短くなり、センター試験と同じになります。数学Ⅰと数学Ⅰ・Aは思考力を測る点が計画通りとして70分を維持し、センター試験よりも10分長くなります。
記述式問題を導入する当初の計画では、大学への成績提供には3週間程度かかるとしていましたが、採点作業が簡素化されるため、試験後、2週間程度で成績提供が可能となるとのことです。
全科目で、複数の資料を読み解く問題や、日常生活を題材にした問題を増やすといい、入試センターでは「従来のセンター試験と比べて、より思考力などを測ることになる」としています。
新しい大学入学共通テストに向けて、文部科学省は2017、18年に試行調査を実施しており、今後は改めての試行調査は行わないとのことです。今回の方針修正の詳細は下記のリンクをご覧ください。
大学入試センター試験の得点調整はありません。
先日当ホームページでもお伝えした通り、大学入試センターは今月18、19日に行われた大学入試センター試験で得点調整を行わないことを発表しました。得点調整は、地理歴史と公民の各3科目、理科②(専門科目)の4科目で、同じ教科の科目間の平均点に20点以上の差が開いた場合、検討されます。昨日24日の時点で最も開きがあるのは、公民の「倫理」(65.37点)と「政治・経済」(53.75点)で、平均点の差は11.62点にとどまりました。大学入試センターからの発表は、下記のリンクをご覧ください。
令和2年度大学入試センター試験の得点調整について(大学入試センター)
2020年度にAO入試を行う大学が過去最多となりました。(国立72%、公立39.6%)
2020年度の入学者を選抜する国公立大入試で、書類や面接などで受験生を多面的に評価するAO(アドミッションオフィス)入試を行う大学が過去最多となったことが、文部科学省の調査で明らかになりました。
調査によると、国公立大173大学604学部のうち、AO入試を実施するのは95大学285学部です。前年度から7大学25学部増え、国立大の72.0%、公立大の39.6%を占めました。
文部科学省は21年度入試(現高校2年生が受験)からAO入試の名称を「総合型選抜」に変え、小論文や口頭試問、筆記試験などのうちから一つを必須化するなどし、一定の学力を確認させます。また、合格が早期に決まると学習意欲が低下するケースもあるため、出願開始は現行の8月から9月以降、合格発表は11月以降となります。
多面的な評価を求める大学入試改革の流れを受け、AO入試を行う国公立大は年々増加傾向にあり、総合型選抜になっても傾向は大きく変わらないだろうと思われます。
一方で、推薦入試を行う国公立大は前年度と同じ165大学で、全体の95.4%を占めました。学部数は一つ増え、480学部でした。推薦入試も21年度から名称が「学校推薦型選抜」に変わり、推薦書に「知識、技能」「思考力、判断力、表現力」など、学力の3要素についての評価を記載し、大学が選抜に活用することが必須となります。
現高校2年生(新高校3年生)はしっかり確認しておきましょう!






