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インフォメーション

2019-12-18 15:00:00

大学入学共通テスト 国・数 記述式見送りが文部科学大臣より表明されました。

 

先日(12月13日)の当ホームページインフォメーションでお伝えした通り、昨日文部科学大臣は閣議終了後の記者会見で、2021年1月に実施する大学入学共通テスト(現高校2年生より受験)で予定していた国語と数学の記述式問題の導入見送りを表明しました。今後の対応については「期限を区切った延期ではない」と述べた上で、「まっさらな状態から対応したい」と語っています。文部科学省は先月、記述式と合わせて共通テストの目玉だった英語民間試験の活用延期を決めており、大学入試改革の2本柱が失われることになりました。

 

文部科学大臣はまた、各大学に対して個別の選抜試験で記述式問題の積極的な活用を要請する考えを示しています。その上で、文部科学大臣自らが設置する検討会議で、2024年度に実施予定の新たな英語試験と合わせて、記述式問題のあり方を協議する方針を表明しました。

 

これにより大学入学共通テストは、英語が「読む・聞く」の2技能を測る試験に戻ったことに加え、記述式が見送られ、全教科でマークシート式問題のみの出題となることで、現行の大学入試センター試験とほぼ同じ形式になります。

 

昨日の文部科学大臣の会見内容と、大学入試センター理事長のメッセージは下記のリンクをご覧ください。

 

文部科学大臣の閣議後記者会見における発言(文部科学省)

大学入学共通テスト記述式見送りに関する大学入試センター理事長のメッセージ(大学入試センター)