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2020-01-23 16:00:00
2020年度にAO入試を行う大学が過去最多となりました。(国立72%、公立39.6%)
2020年度の入学者を選抜する国公立大入試で、書類や面接などで受験生を多面的に評価するAO(アドミッションオフィス)入試を行う大学が過去最多となったことが、文部科学省の調査で明らかになりました。
調査によると、国公立大173大学604学部のうち、AO入試を実施するのは95大学285学部です。前年度から7大学25学部増え、国立大の72.0%、公立大の39.6%を占めました。
文部科学省は21年度入試(現高校2年生が受験)からAO入試の名称を「総合型選抜」に変え、小論文や口頭試問、筆記試験などのうちから一つを必須化するなどし、一定の学力を確認させます。また、合格が早期に決まると学習意欲が低下するケースもあるため、出願開始は現行の8月から9月以降、合格発表は11月以降となります。
多面的な評価を求める大学入試改革の流れを受け、AO入試を行う国公立大は年々増加傾向にあり、総合型選抜になっても傾向は大きく変わらないだろうと思われます。
一方で、推薦入試を行う国公立大は前年度と同じ165大学で、全体の95.4%を占めました。学部数は一つ増え、480学部でした。推薦入試も21年度から名称が「学校推薦型選抜」に変わり、推薦書に「知識、技能」「思考力、判断力、表現力」など、学力の3要素についての評価を記載し、大学が選抜に活用することが必須となります。
現高校2年生(新高校3年生)はしっかり確認しておきましょう!